読解力をつけるためのおすすめ参考書・問題集をご紹介します。(2025年現在)
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◆ことばの力をつける◆
ことばの力をつけるために一番よい方法は、意味が載っている漢字問題集を繰り返し練習し、意味も覚えることです。
残念ですが、高校入試用の漢字問題集で、そういったものはまだないようです。辞書を引きながら練習するのがよいでしょう。
難関高校をめざすのならば、大学入試用の基本的な漢字問題集に取り組むことをお勧めします。
◆文章読解問題集◆
高校入試用の読解問題集は、解説があまり詳しくありません。
ですが、問題を解くよりも、まず文章内容を理解する学習を繰り返すことのほうが大切です。
意味のわからないことばを辞書で調べ、筆者の主張を読みとるために繰り返し文章を読むことが、読解力をつける近道です。
各問題集の説明を読み文章を何度も読みこむ学習を重ねてください。
新国語研究会 (著, 編集)
標準的な国語の問題集です。
現代の散文(論説文・随筆文・小説文)、現代の韻文(詩・短歌・俳句)、古典(古文・和歌・俳句・漢文)という各分野の演習ができます。
各章のはじめに見開きで、読解の注意点が解説されていて、よくまとまっています。ただ、問題の解説は簡潔です。
全国の公立高校レベルの演習ができるでしょう。
受験研究社(著), 中学教育研究会(編集)
小説、随筆、論説文、韻文、古典の各分野の問題を、「心情を読み取る」「段落をつかむ」「要旨をつかむ」というように出題形式ごとに分類しています。
問題数は多いですが、解説は簡潔です。たくさんの問題を解きたい人向けです。
問題のレベルがかなり高いです。早慶や筑波大付属、灘高校などの問題が載っています。
量も多いので、難関私立、国立高校などトップレベルの実力養成用です。
◆古典問題集◆
公立高校レベルでしたら、以下の一冊で十分です。
難関私立高校を目指すのならば、大学入試用の基本的な問題集が必要な場合もあります。